マッサージ師の貢献

マッサージ師として大切なことは、知識や経験ももちろんそうですが、いかに訪問先のご家族の方の力になってあげられるかが大きいと思っています。
参考!やりがいを感じる!あん摩マッサージ指圧師になってよかったこと

介護の経験のある方は痛感させられると思いますが、介護は終わりの無い底なし沼のような感覚に陥ってしまうことがあります。症状が改善されるのならモチベーションも上がりますが、通常は悪化していく状況を現状維持に留めるのが最善の策となっているため、どうしても気持ちが落ち込んでしまうんですよね。

これは介護される当人ももちろんですが、その周囲で甲斐甲斐しく世話をされるご家族の方も同様だと思うのです。なのでマッサージ師は、そういった方々のためにいかに力になってあげられるかが重要だと思うのです。

お世話をしていく過程で、介護者やご家族の方々との意思疎通も強固なものとなっていき、本当に自分という存在が必要とされているんだなと実感する瞬間が来ます。そこに到るまでは本当に大変ですが、その瞬間に遭遇した時にこそマッサージ師をやっていて良かったなと深く強く思えるんですよね。

ただし仕事内容は本当にきついです。安易な気持ちでやろうと思われている方がいらっしゃったら、私は一旦考えてみてはどうかとアドバイスをしたいくらいですから。
ご自宅に訪問して治療するので、それなりに神経使うんです。

資格自体は研修を受けることによって得ることが出来ますが、その後の心構えまでは教えてくれません。あくまでも奉仕の精神は自分自身が培うものですので、やるからには覚悟を持ってやってほしいですね。

「鍼灸を通じて実現する国際・社会貢献」-2006年派遣・鍼灸マッサージ隊員・五味哲也さん